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2007/3/21(水)【中伊豆 天城峠】

道の駅「天城越え」から下田街道を少し南下すると、滑沢渓谷にたどり着きます。そこで国道から外れ、滑沢渓谷方面に道を進みます。
途中の道は、ほとんど舗装されていない、細い山道。この道を走っている時、つくづく「車の車高を下げていなくてよかった」と思ったほどです…

そんな山道を進んでいくと、次の目的地にたどり着きました。
静岡県の天然記念物にして県内5番目の大きさ、伊豆・天城山中では最大と言われる「天城の太郎杉」です。

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この太郎杉、樹齢400年と言われています。
周囲に育つ他の杉とは違う、威風堂々とした佇まい、他を圧倒するというより、他が信頼を寄せているように見える、素晴らしい姿です。
青々と育つこの杉、まだまだ成長を続けているようです。自然の大きさと、人間の小ささを合わせて実感することができました。
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天城の太郎杉を後にして、再び下田街道を南下していきます。次に目指すのは旧天城トンネル(天城山隧道)

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湯ヶ島と河津を結ぶ為に明治時代に造られたトンネルです。
かつては天城越えに欠かせない重要な道路でしたが、今では道路が整備され、「観光地」的な位置づけで残されています。
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この旧天城トンネル、切り石巻工法とよばれる独特な工法を用いられているようです。

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修善寺側から中に入ってみましょう。車でゆっくり進むことにしました。

「心霊スポット」でもあるらしいこのトンネル。
私は『そうしたもの』を撮影したいわけではないので、心の中で「写らないでください、脅かすわけではありません」と念じながら、トンネルの中を撮影しました。
点々と写る白いものは照明灯です。そして遙か彼方に出口が…
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ゆっくりゆっくり、暗いながらもトンネルの内部を眺めながら、河津側に抜けました。
入った修善寺側もこちらの河津側も、奥深い山の中にあります。
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日中の明るい中なら少し荒れた路面さえ我慢すればなかなか楽しいドライブになると思いますが、陽が落ちた後だと、照明が一切ないこの旧道、正直、いろんな意味で怖いかもしれませんね…

このあと、またしばらく山道を走り抜け、再び下田街道(国道)に戻ります。
この道を更に南下していくと、河津七滝で有名な河津町に入ります。ここにあるのが河津ループ橋です。

から眺めるのもいいですが、この道はゆっくり走るのがよさそうです。

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