2008年の大型連休も昨年同様大阪の実家に帰っていました。
連休最終日の5月6日。この日は朝からいい天気。
地上32階にある私の実家からは主に堺市の西側を見ることができます。
北西方向、遙か彼方には六甲山が見えます。

画面中央、大きくS字を描いているのは阪神高速堺線です。

更にアップにすると…
そこに見えるのは阪神高速湾岸線の港大橋です。

今度は西側。
街が朝日に染まる中、長ーく伸びている影が、私の実家です。

その影の先端は「反正天皇陵」と伝えられている、百舌鳥耳原北陵（もずみみはらきたのみささぎ）にかかっています。
で、その先には大阪府堺市の実質的中心地、「堺東駅前」です。

今度は北の方向です。
堺市の北部には浅香山浄水場という施設があります。
ここでは毎年、4月末から5月初めに掛けて「ツツジの通り抜け」があります。
私も子どもの頃は毎年、親に連れられて見に行ったものです。

足を運ばなくなって随分経ちますが、今年は実家から眺めることができました。

夕方。東京の自宅に向けて出発する数時間前です。夕暮れの様子です。

眼下には堺の街。そしてその先には大阪湾。時間によっては淡路島や明石海峡大橋も見えるのです。

この景色、あとどれだけ見ることができることか…
あと数年もしたら、ホントに「昔日の想ひ出」になりそうな気がしてなりません。