昔日の想い出2008_039
2008/10/15(水)【「巨匠ピカソ 愛と想像の軌跡」 at 国立新美術館】
37歳になった平成20年10月15日。非公式に「バースデー休暇」と称して仕事を休み、六本木を訪れてきました。
お目当ては国立新美術館とサントリー美術館で開催中の巨匠ピカソ」展。
国立新美術館では「巨匠ピカソ 愛と想像の軌跡」と題して、生涯を通じて変貌を重ね続けたピカソの全体像に迫っています。
電車を乗り継ぎ、まずは国立新美術館の最寄り駅である乃木坂駅へ。
この出口は美術館開館にあわせて開設されたようです。エントランスの雰囲気も美術館にあわせているかのようでした。
ここで事前にチケットを購入しました。
国立というとどうしても役所的なイメージがなきにしもあらずでしたが、なんだかクールで民間の施設のようですね。
「新」の文字をモチーフにしたロゴマークは佐藤可士和(さとうかしわ)氏によるもの。
故黒川紀章氏のデザインによる建物の中に入ります。
緑色のガラスの内側はこのようになっていて。。。
木の暖かみと打ちっ放しのコンクリートとが巧くマッチしているように感じます。
そうそう、ピカソ展ですね。
■パブロ・ピカソ(1881年〜1973年)■
スペイン生まれの画家、彫刻家、芸術家。
ピカソは作風がめまぐるしく変化した画家として有名。「青の時代」をはじめ、時期によって大きく6つの作風に分けられる。
いずれもピカソ自身の内面を大きく表しているように思える。
これまでピカソのことは名前と特徴的な作風しか知らなかったのですが、まるで写真のような作品もあったりして、新しい発見をした気がします。
彼の特徴的な作風の背景には、たくさんの女性との関係があったようです。複数回にわたる結婚、多くの愛人との生活。36歳の時には17歳の女性と愛人関係にあったとか。中には、ピカソの内面に潜むものを露わにしたかのような作品さえもありました。
こちらで展示されていた作品で一番のお気に入りは、最初の奥さん(オルガ・コクーヴァ)を描いた「肘掛け椅子に座るオルガの肖像」(1917年)。
オルガに対するピカソの愛情が感じられますね。
1時間程度かけて一回りした後、次の目的地へと向かいました。
六本木ヒルズではなくて…
東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館です。
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