32紀行002
【房総半島周遊〔序章〕】
【撮影:2003年12月21日(日)】
<アーカイブ版>
平成15年の夏。
この年の8月は記録的な長雨と冷夏で、梅雨明け宣言が出されないまま秋へと突入しました。
そしてこの年の7月。いろいろな事情があって、以前の仕事を退職しました。
8月いっぱいは無気力症候群と再就職活動との狭間に苦しみつつ過ごしていたのですが、9月からようやく、日雇い派遣の登録をし、就職活動をしながら退職金などを食いつぶして生活するという事態になっていたのでした。
そんな状況にあってもなお、私はこの車を手放しませんでした。
手放すことは簡単。でも、手放したら二度と車を買うことはできないだろう。
そう思っていたのです。何より、最大のストレス解消法は車を走らせることでしたから。
しかしながら、そんな無謀な生活は長続きしません。
翌平成16年1月に車検が切れる事になっていたこともあり、そのタイミングで車を手放す決心をしたのでした。
平成15年12月のある日。
当時の茨城県水海道市(現在の常総市)にあったRED PARKへと訪れました。
そしてその足で、銚子へ向かい、そのまま九十九里を経て勝浦へと向かうことにしたのです。
手放すことを決心し、年末年始の帰省を除けば最後となるはずだったタイプM・Rとの対話。
その様子をご覧下さい。
平成15年12月21日。水海道にあったプリンス&スカイラインミュウジアム「RED PARK」へ出発する直前の様子。
そして到着したRED PARK。イベントがあったわけでもないので閑散としていましたが、その分のんびりと館内を散策。
ひととおり見終えて帰宅しようと思ったところ、なんとガンメタのR32が3台並んでいて、しかも隣の1台分は空きスペース。
これはチャンス!
手前から私のGTS-tタイプM・R、GTS-t、GTS、GT-Rが並んでいます。
やっぱりサンニーはいいなぁ。おそらくこの3台、意識して並べたんだろうなぁ。そう思いながら、この地を後にしたのでした。
そして、延々走り抜けて到着した犬吠埼の近く。ここで夜を明かしました。
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