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JR西日本 阪和線 002

【スカイブルーの103系 浅香駅そば、大和川の堤防から】

【撮影:2006年8月15日 浅香駅周辺】

私にとって20年近く地元であった阪和線浅香駅を訪れました。
生涯初となる、本格的な撮り鉄。撮影はまず、大和川の土手から大和川橋梁を狙いました。

まずやってきたのは103系低運転台車。
JR東日本では見られなくなったこの顔も、関西圏では今でも主力で、阪和線はもちろん大阪環状線や大和路線でも現役です。
体質改善工事や行き先表示の変更(白地に黒文字だったのが黒地に白文字)などで、全盛期とは雰囲気も少し変わりましたが、やはり、あの103系です。
旧国鉄時代、遠くは京浜東北線から、近くだと京阪神緩行線や大阪環状線・大和路線からたくさん流入してきたようです。
そして、ここから瀬戸内地区に転出していったり、廃車になっているようです。

上りの各駅停車天王寺行き、そして下りの各駅停車日根野行き。
これらの和歌山寄りはいずれも前照灯1灯から2灯式に改造されたグループですね。

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この各駅停車天王寺行き、和歌山寄りの車両は製造当初から2灯式のシールドビームを採用していたグループ。
103系投入当初、阪和線には1灯式の車両しかなかったので、この2灯式のグループを見た時はとても違和感を感じたのを今でも鮮明に覚えています。

実際、1灯式から改造されたグループと比較しても印象は全く違う気がしますから。

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この撮影をしている場所は大和川の堤防であり、大和川橋梁の真下でもあります。見上げるとこんな画像も撮影することができます。
今では大ヒネと表記されている部分も、国鉄時代は天ヒネ、そしてJR化当初は本ヒネと書かれていましたね。

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再び上りの天王寺行き。真夏の青空の下、スカイブルーの車両が出発していきます。
JR西日本の103系は、大半の車両が戸袋窓を埋められています。運転台直後だけを見ると、首都圏のATC仕様のようにも見えます。
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再び下り各駅停車日根野行き。かつてHゴムで押さえられていたフロントマスクの各部も、金属で押さえられています。それ以外は、おおよそかつての姿を維持しているのでしょうか?
イメージ8

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by mickie