【撮影：2006年8月15日　浅香駅】

阪和線の浅香駅。インターネット上で阪和線の列車を撮影した画像を検索すると、よくヒットするこの駅。
かつては私の地元でした。

半地下のようになっていますが、実際の駅舎は地上にあります。これは手前がすぐそばを流れる西除（にしよけ）川の堤防のような役割を持っているからです。
もう30年ほど前、集中豪雨による河川（西除川・狭間川）の氾濫で、この浅香駅も何度か浸水しています。
今ではこの駅構造や河川改修の効果があって、駅周辺が浸水することはないようです。

改札を入るとこんな感じ。上りホームへ向かうには線路の下をくぐります。真夏でもひんやりとした空気に包まれています。

もう何十年も、ほとんど変わらない階段。ここだけを見ると昔日と何ら変わりません。

ホーム上の駅名票はJR西日本仕様。阪和線のラインカラーであるオレンジがあしらわれています。
現在立体駐車場になっている場所は、かつてうっそうとした林になっていました。
今ではこのすぐそばにマンションが建っていますが…

でも、ずっと先の方（写真右側）は、やはり何十年も前と変わらぬ景色が見られますね。

緩いカーブを描く駅構内。ここから眺める景色もあまり変わっていません。
これからこの町はどう変化するのでしょう。