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JR西日本 阪和線 011

【阪和線の近郊型電車】

【撮影:2007年1月3日 浅香駅上りホーム】

阪和線の近郊型といえば、かつては111・113系のみでした。色は2種類あって、阪和線快速色(ブルーライナー色、白地に青帯)と、関西線快速色(春日塗り、白地に赤帯)というもの。
快速が停まらない浅香駅を利用していた私にとっては、いつも目の前を通過する、半ば憧れる存在でした。

その113系も阪和線から徐々に撤退し、関空快速が登場する1996年からは223系が、2000年代に入ってからは221系が阪和線の近郊型として活躍しています。
関空・紀州路快速として大阪環状線に乗り入れる223系0番台。当然、浅香駅は通過していくのです。

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大阪環状線直通の運用が増えた今でも、天王寺発着の快速は残っています。その役割を担う主役が221系でしょうか?
もちろん223系や103系の快速もありますし、ごく僅かですが113系の快速も残存しているようですが、「快速」として走り抜けるのはこの221系が中心。

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1989年に登場した221系、当初は限られた路線にしか投入されていなかったのが、その後の223系増備によって、運用先駆が拡大したようです。
ただ、どこに転属した221系であっても外観は殆ど変化が見られないことが、この系列の特徴でしょうか?
関西急電色をベースとした落ち着いた色合い。転属に伴う専用色への塗り替えがみられませんね。

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221系に対して、223系はJR京都・神戸線系統で新快速運用に就く際、別の配色が設定されて、そちらが基本となっているようです。
先行して導入された阪和線・関西空港線の方が専用色と言えますね。

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紀州路快速を併結しない単独の関空快速関西空港行き。JRで関西空港連絡橋を渡るのは、この223系(0番台・2500番台)と関空特急はるかに使用される281系だけですね。

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by mickie